寺院紹介

「摂取山浄土院東明寺」

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開創は、天正17(1589)年。

『新編武蔵風土記稿』によると、浄土真宗の僧浄円がここに住み、のちに大本山増上寺で学んだ貞運が縁あって止住。

慶長18(1613)年に、徳川家康が鷹狩りのため小杉の西明寺に宿泊をした際、給仕に出た貞運は家康から身分を問われ、「このあたりに小庵を結び住める者です」と答えた。

家康は、その庵が東の方角にあるのを確かめると、「東明寺と名付けるのがよかろう」といい、以来寺号を東明寺とした。

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本尊の阿弥陀如来は、高さ1尺6寸、鎌倉時代の仏師湛慶(運慶の子)の作と伝えられる。

湛慶の代表作には、京都三十三間堂本尊千手観音像などがある。

京浜組 吉岡了英