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「総本山・知恩院へ」

浄土宗の総本山・知恩院へ行ってまいりました。

先週末まで、一般公開されていた国宝でもある「三門」の拝観が第一の目的でありました。

一般的には寺院の門を称して「山門」と書くのに対して、知恩院の門は、「三門」と書きます。これは、「空門(くうもん)」「無相門(むそうもん)」「無願門(むがんもん)」という、悟りに通ずる三つの解脱の境地を表わす門(三解脱門:さんげだつもん)を意味しています。

「阿弥陀堂」の脇に特別に設置された渡し通路を進むと、京都の街並みが一望できる壮大な高さの「三門」へ到着。「三門」からの景色は、本当に素晴しかったのですが、国宝からの景観も写真撮影が禁止と言うことで、心の中でのみの景色となりました。

楼上内部は、仏堂となっており、中央に釈迦牟尼仏像と浄土宗では珍しい脇侍として大迦葉尊者・阿難尊者(月蓋長者・善財童子)、脇壇には十六羅漢像が安置されているほか、天井や柱、壁などには迦陵頻伽や天女、飛龍が極彩色で描かれていて、荘厳な雰囲気でした。

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「三門」を抜けてからの景色もとても素敵です。

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また、法然上人八百回忌・特別博覧会が、「京都国立博物館」で行われておりました。ここが、第二の目的でありました。

普段は、間違いなく目にすることも無い国宝の「法然上人絵伝」や「山越阿弥陀図」や「阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)」は、見ることが出来て本当に良かったです。

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そして、少し足を伸ばして宇治の「平等院鳳凰堂」へ。ここが、第三の目的地でした。

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「平等院鳳凰堂」は、浄土宗の「浄土院」と天台宗の「最勝院」が塔頭を務めております。遅い時間に拝観に行ったので、「鳳凰堂」の中を拝観できなかったのが残念でした。

京都は、長い歴史に刻まれた寺社・仏閣が多数あるので、何度足を運んでも、新しい発見や新鮮な気持ちを得ることが出来ます。

東日本大震災が起きたことにより、東北・北関東では甚大なる被災や終わりが見えない避難生活を余儀なくされている方々が沢山おられます。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げ、各地で避難生活をされている皆様の安全をお祈り申し上げます。

また、このような辛く苦しいことが重なっている時こそ、法然上人の念仏のみ教えが大きな心の支えになると思いました。

神浄青事務局 石川仁恵