仏教語

念仏(ねんぶつ)

一般には、仏を観想したり憶念したりすることをいう。しかし浄土宗では南無阿弥陀仏の六字名号を称える称名念仏をいう。浄土宗の所依の経典である『無量寿経』の第十八願文にしたがって浄土宗では念仏を称えるが、この十八願文には「乃至十念」と示され、必ずしも称名念仏であることを特定することができない。これを法然上人は善導大師をはじめとした祖師の教説に導かれ、念声是一の義をうちだし、願文の念を声と解すべきことを示された。