事業報告

「関東地区宗門子弟教養講座(第63回夏期僧堂)」

平成22年7月27日から29日にかけまして、「関東地区宗門子弟教養講座(夏期僧堂)」が大本山光明寺で行われました。

梅雨の終わりと本格的な夏の始まりを感じる中、神浄青会員もお手伝いや指導員として、参加させていただきました。

光明寺の境内は、材木座海岸で不幸にも遭難された方々を供養する「献灯祭」の提燈がならんでおり、普段の境内とは違う情緒を感じます。

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一日目は、参加している僧堂生達もまだまだ緊張しているようで、ソワソワしながらもちゃんと先生のお話を聞いておりました。

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そして、この講座でも僧堂生が一番楽しみにしている材木座海岸の海での水泳指導です。一日目は、風がとても強く波が高かったため、そんなに沖まで行くことはできませんでしたが、子供達は海を満喫しておりました。

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2日目は、書道の講習やお経の講習が行われました。お経の講習では、神浄青会員である清水教化団理事が指導員として、僧堂生達と一緒にお経を大きな声でお唱えしておりました。

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二日目の海では、子供達も仲良くなっていたようで、男子も女子も一緒になって波に向かって一生懸命遊んでおりました。二日間、晴天に恵まれて海の水泳指導ができ、事故もなく終わることが出来て本当に良かったです。

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海から上がって、神奈川教区の皆様のご好意によりスイカ割りもいたしました。子供達は、とても興奮しながら、スイカに向かって棒を振っておりました。

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  3日目に入り、道場長である北邨教化団長のお話による「帰敬式」(ききょうしき)が行われました。北邨道場長は2時間近くにわたり、仏様のみ教えについて熱心に僧堂生にお伝えになりました。僧堂生達は、道場長のお導きにより、仏様の弟子として、明るく、正しく、仲良く生きていくことを誓いました。

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 3日目ともなりますと、僧堂生達にも疲れの色がでてきましたが、道場長のお話をしっかり受け止めようと、がんばっていました。

  帰敬式のさいごに、仏様の前のロウソクの火を、僧堂生一人一人が自分の持ったロウソクに移し、奉納しました。ロウソクのともしびは、仏様のみ教えの象徴です。それをわけていただき、弟子として、仏様のみ教えを受け継ぎ、伝えていく誓いを立てるのです。

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ひとりひとりささげたロウソクが全てそろいました。僧堂生は皆、感慨深かったことと思います。 

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 いよいよ閉堂式です。僧堂生代表が「お礼のことば」を北邨道場長の前で読み上げ・・・

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修了証、記念品を受け取り、最後にみんなでお十念をおとなえしました。一昨日の入堂の時より、はるかに良い姿勢と大きな声でおとなえができました。

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  2泊3日と短い間の「関東地区宗門子弟教養講座」ではありましたが、僧堂生の中に楽しい思い出と法然上人のみ教えが残ったことと思います。小さい時に、このようなお寺で寝泊りをして過ごすということは、大人になっても残る思い出でもあり、貴重な体験であると思います。来年も是非、子供達と一緒に良い経験をしていきたいと思いました。

神浄青事務局 石川仁恵