今週の言葉 (掲示伝導)

『 斎 庭 』

「斎庭」、これを「ゆにわ」と読むそうです。お釈迦様より十二〜十五歳位年下の孔子という人物が言われたお言葉です。勿論、お釈迦様が仏教で孔子は儒教であり浄土宗とは少し離れた人物でもありますが孔子もまた大変意味深い言葉を残されています。今の時代、テレビをつければ痛ましい数々の事件、教育という根の部分にまで問題が起きています。教育は家庭にありとも言われておりますが、この家庭の「庭」とはご先祖を守るために清められた所『斎庭(ゆにわ)』のことだといいます。このご先祖を守る場所『斎庭』があってはじめてそこが家庭と言えるのだそうです。家族だけが顔を会わせる場が家庭でなくてご先祖をお祭りするところがあってはじめて家庭といえるのでしょう。子が親の拝む姿を後ろから見て、その子も拝む親となるのでしょう。手を合わせることが自然に家族の心をも一つに合わせていくのでしょう。南無阿弥陀仏と手を合わせ共に歩んで生きたいものです。 合 掌

小田原組 小俣慶樹