仏教語

愚痴 (ぐち)

仏教の教えを知らず、道理や物事を分別することができないことをいう。浄土宗では還愚(還愚痴)といい、愚痴に還ることが強調されるが、これは学問が不要であるとか、道理に暗くなることを勧めるものではない。こざかしい知恵や学問は往生浄土には役に立たないことを知り、ひとえに仏の慈悲(本願)を信じ、すがることを勧めたものである。