仏教語

慈悲(じひ)

仏が衆生に対して、生死輪廻の苦から解脱させる憐愍の心をいう。

衆生に楽を与える(与楽)を慈、衆生の苦を抜く(抜苦)のを悲という。慈悲は初期仏教においても説かれたが、特に大乗仏教にいたると、仏と同様に修行者においても慈悲に基づく利他行が求められるようになる。